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omen

「宝物を見つけるためには、

前兆に従って行かなくてはならない。

神様は誰にでも行く道を

用意していて下さるものだ。

神様がおまえのために残してくれた前兆を、

読んでゆくだけでいいのだ。」


少年が何か答える前に、一匹の蝶々が現われて、

少年と老人の間をひらひらと飛んだ。

少年は、昔、彼のおじいさんが、

蝶はよい前兆だと言ったことを思い出した。




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